呪い60

タイトル	アイコン	内容	詳細および感想	評価
もう半分		投稿者の男性が恋人の女性とドライブに行った時に、地元で有名な心霊スポットである、とある橋に寄った時の映像。橋を渡る途中、人影に気づいた投稿者達が、そちらへカメラを向けると、上半身の無い、スカート姿の女と思しきものが振り向く。更にその後、投稿者達が逃げ込んだ車内を女と思しきものが覗き込む…	橋の欄干にスカートをはいた下半身が映り、投稿者の方へ向く。投稿者には見えており、あわてて車に乗り込むと今度は車窓に女性の顔が車の中を覗き込むという映像。投稿者の恋人は軽度のうつ病になったとか、その撮影現場では、事故で真っ二つになって死んだ女性がいたというエピソード有り。変則的な二度映り系映像。怖いかと言うと怖くない。
墓所		投稿者の男性が幼なじみである友人2人と、近所のとある墓地に肝試しに行った時にデジカメで撮影した映像。ふざけながら、墓地内を見てまわる投稿者達。すると、突然、投稿者が転び、カメラを地面に落とす。落ちたカメラには人間の生首と思しき顔が映っている。そして、その顔は溶ける様に消えてしまう…	投稿者がこけて地面にカメラを落とすのだが、そこに青白い男の顔が映り込み、やがて消えていくという映像。足が掴まれたとしきりに訴える投稿者。その後、投稿者達の足首に手の跡があったというエピソードがある。まあまあ怖い映像。男の顔がいきなり映り込むので結構インパクトはある。
蛭子　前編		その日、我々は投稿者に会うため、待ち合わせ場所の公園へと向かっていた。夜釣りの最中、こつ然と姿を消してしまった兵藤さんと畑さんという2人の女性。そして、残されたビデオカメラに記録されていた奇妙な音と人影。この日、一体、二人の身に何が起きたというのだろうか？	夜釣りの最中、投稿者が、携帯の充電器を取りに行っている間に、仲間の女性二人が行方不明になっておりカメラだけが残されていた。そのカメラには驚くべき映像が残されていたという体で話が進む。取材班は、行方不明の女性の捜索をした地元ダイバーに取材をし、宇梶（仮）という水難事故時の遺体発見率　NO1ダイバーの話を聞いたり、蛭子という神様を祭った祠がある洞窟の話を聞く。夜、洞窟に入ろうとしたスタッフは、突如現れた宇梶ダイバーに襲撃を受け、追いかけまわされる羽目になる。問題の映像だが、人のような叫び声がした後、女性の一人が黒い人影に足をつかまれ、そのまま女性ごと姿を消した。その後、今度は撮影者の女性が悲鳴を上げ、カメラが地面に落ちるという映像。映像自体の雰囲気は非常に怖いのだが、肝心の心霊部分が実に微妙。エピソードやシチュエーションは、怖さ十分なだけに惜しい映像と言える。 ⇒後半へ続く
◎空手大会		投稿者の女性自身が参加していた、とある空手の大会で撮影したという映像。この日、試合中の様子や会場のロビーで後輩を撮影するなどしていたと言う。ロビーで談笑している後輩二人を撮影している時、右側の男性の両肩から人間の手のようなものが出てくるのが映り込む…。	ロビーのベンチで座っている道着を着た男性二人を映した時、男性の肩に手がはって現れるという映像。この手は生霊であるというエピソードも有る。手系の映像はあんまり怖くないのだが、この映像は良い。うごめきながら手がじりじり出てくる感じが、なかなか不気味であり、個人的にはお気に入りの映像。
駐車場		とある、レストランの駐車場に設置された監視カメラの映像。深夜車で肝試しに訪れたと思われる男女の若いカップル。彼らが車を駐車して肝試しをした後、車で帰ろうとすると、エンジントラブルなのか、一向に発車しない車。その時、半透明の複数の人間が車に向かって歩いてきて、車に吸い込まれるよかの様に消えていく…	肝試しからかえってきたっぽいカップルが車に乗り込むと、そこへ半透明の人影がたくさん車に向かってきては消えていくという映像。この人影だがほんとにたくさん寄ってくる。最初、エンジントラブルで駐車場の係の者が来たのかと思うくらい普通の人影なので怖さはない。
風の便り		投稿者の男性が大学の冬休みに、地元の高校の同級生である友人達と自宅で撮影した映像。友人の高橋さんがトイレに立った時、彼の背後に黒っぽい服をきた女性が立っている。さらにその後、部屋のドアに移動した時にも、同一人物と思われる女性が立っているのが映り込む…	いじめにあっていたという女性の話をし出したあたりで、そのいじめられっこに消しゴムをぶつけていたという男のそばに女性が映り込む。さらにトイレにその男性が部屋を出ようとする時にも女性が映っているという映像。そのいじめを受けていた女性は既に死んでおり、また消しゴムをぶつけていたという男性も、後に事故に遭ったというエピソード有り。 2度映り系の割にインパクトが薄い。いまいちな映像。
ついてくる		投稿者の男性がアルバイト先の友人達と、心霊スポットである、トンネルに行った時の映像。トンネルを歩いている時、投稿者は一人で車に戻ることにしたという。途中、車内で待っているとトンネル奥から戻ってきた2人に気付き、カメラをズームすると、2人の背後から髪の長い女と思しきモノがついて来ているのが映り込む…	トンネルから戻ってきた男女二人の後ろに後をつけるように女性が現れるという映像。この男女二人は後に吐き気がし、車を降りて外の空気を吸ったところ、落ち着いてきたというエピソード有り。映像は微妙。なんか雑い。また、幽霊遭遇後のエピソードもただの車酔いであろうと思われる。
蛭子　　後編		夜釣りの最中、不可解な失踪を遂げた女性二人。その時の映像には異様な声のような音と、海に引きずり込む様な人影が記録されていた。取材の過程で、二人の捜索をしたダイバーに話を聞く事になった我々は「ヒルコ様」なるものに遺体のありかを教えてもらっているという、宇梶さんというダイバーの存在を知る…	今回の映像で行方不明になった女性二人が遺体で発見されたという。女性の遺体は損壊が激しく腕や足が無くなっていたという。また、宇梶さんが行方不明になっているという。しかし、近隣住人の証言から宇梶さんはまだこの近辺にいる可能性が強いことが分かったスタッフ。スタッフは宇梶さんの捜索を始める。蛭子を祀った祠のある洞窟に宇梶さんが現れたためスタッフは洞窟へ侵入する。しかし洞窟内の祠に奇妙な赤子のミイラを発見しただけで宇梶さんに会うことができなかった。さらに洞窟内にガスがたまっていたため、演出補の増本が喉をやられてしまい、洞窟から退散することに。後日、再度洞窟に侵入するが、謎のミイラはそこには無く、宇梶さんも完全に行方不明になってしまう。取材中に、宇梶さんが洞窟へ入る様子を捉えた映像で、宇梶さんの後をつけるように謎の女性が映っている。全く心霊映像的な部分で怖さはないが、スタッフの洞くつ探検のグダグダっぷりは面白かった。どうも次回に続くようだが次回予告は無い。