ほんとにあった！呪いのビデオSpecial5巻レビュー

タイトル	アイコン	内容	詳細および感想	評価
「寂れた公園」		久しぶりに実家に帰った投稿者は、故郷の変化を記録しようとビデオカメラを持って散歩に出かけた。そして投稿者は荒廃した公園で不気味な影を捉えてしまう…。	滑り台に近づくと滑り台の上に白い子供の影のようなものが現れる。
「続・謎の廃墟」		シリーズ12で紹介した差出人不明の投稿。それは、謎の廃墟とともに不可解な霊がうつっているものだった。後日、ビデオを見たカップルから撮影場所についての情報が入るが…。	シリーズ１２の「謎の廃墟」の正体がわかる。廃墟は元ホテル「小曲園」と呼ばれる建物だった。ちなみにこの廃墟の情報をくれたカップルの映像にも窓に人影が映っているということにスタッフが気づいた。
「人体欠損」		町中に設置された監視カメラの映像。ある少女の体に異変が生じているというのだが…	画面に映る少女の首から上が映っていない。結構長く少女は映っているのだが、その間すっぽり首から上がないのだ。これは不気味。
☆「疾走!」		旧陸軍が使用していたという廃病院を訪れたカップル。そこは有名な心霊スポットだという。建物が封鎖されていたために諦めて引き返そうとしたところ、彼らは想像を絶する恐怖を味わうことに…。	超有名映像。廃病院へ肝試しに訪れるも入口がなく帰ることにする投稿者。その帰り道に首のない男が猛ダッシュで投稿者に近づいてくるという映像。首がないにもかかわらず大声まで上げている点もインパクト抜群。これほどインパクトのある心霊映像なんて見たことない。存在感抜群で見たものの度肝を抜くこと請け合いです。心霊映像に興味のない方も、ぜひ一度はみていただきたい一本。
「淫霊」		ある男性から投稿されてきたビデオ。投稿者の知り合いの女性は霊感が強く、自室に霊の存在を感じることがしばしばあるのだが、その霊がセクハラまがいの悪戯をしてくるという…。	投稿者が勝手にビデオを投稿に出し、勝手に取材を進めるという何かと痛い映像。一応内容は色情霊をとらえた映像！なのだが、かろうじて何かが動いているのがわかる程度。薄すぎる。また、取材中、喧嘩が始まるというどうしようもないことになったりするため、映像を見せるまでがかなり長い。他にも、色情霊にとり憑かれた女性が霊の似顔絵を描くというシーンがあるのだが、この絵がもうひどい！とにかくいろんな意味で痛い映像です。
「ＡＴＭ」		ATMの防犯カメラからの投稿映像である。防犯カメラは罪を犯す人間以外の存在も記録してしまったとでもいうのだろうか…	ATMに人が入り、自動ドアが閉まったところで、床に人影っぽいものが映っている。
「2003090909」		最近、インターネット上に「ほんとにあった!呪いのビデオ」の映像が無許可で流出しているという。その映像を偶然見たあるカップルに異変が…。男性はいまだ病院に通院中というが…。	動画掲載サイトでSpecal３の「中古ビデオ」の映像を見たら呪われたという話。また、当時の投稿者も実は怪我を負っていたことがわかり、この映像は何か呪われているかもしれないということになる。ちなみにタイトルの意味はその映像がアップされていたサイトにおける動画のタイトルらしい。たぶんアップされた日付でしょう。新たな心霊映像は残念ながら無い。
「サービスエリア」		車での遠出には欠かせないサービスエリア。投稿者は夫との旅行中に立ち寄ったサービスエリアでビデオカメラを回した。大勢の客で賑わう場所であるにも関わらず、そこには不可解な影が…。	映像中、突然ノイズが激しく入りだす。そのノイズの中に顔があるというのだが… まったくわからん。効果音を激しく入れてきているが、それゆえ余計にむなしさを感じる。
☆「井戸」		「水面に映った自分の影で寿命がわかる」という噂の井戸へ行き、ビデオを回した投稿者とその友人Yさん。そのビデオを再生すると、井戸の映像とともに何故かＹさんの部屋に居る顔の無い女性の姿が…。	墓場に井戸という十分な心霊要素を持つスポットへの肝試し映像。問題の井戸を映したとき、なぜか投稿者の友人の部屋が映りこむ。そしてその部屋に謎の女が居て、不気味に笑っている様子が記録されていた。これは、ほんとに呪われるんじゃないかと思ってしまうくらいの禍々しさを持っており、この映像に関しては嘘であってほしいとマジ思いますね。シリーズ屈指の恐怖映像です。しかも、投稿者は交通事故で他界しているという話まであるので映像の禍々しさに拍車をかけている。また、映像中にキーンという耳鳴りみたいな音が入っていることにもスタッフが気づく。
「花見」		昨今、急速に進化したデジタルカメラと携帯電話のカメラ機能。こうした機器の急速な発展により投稿映像の中にもこうした携帯電話やデジタルカメラの映像が増えてきた。まずは携帯電話で録られた映像である。	タイトル通り花見を映した映像。木に首つりみたいな恰好をした白い人影が写っている。
「パトカー」		昨今、急速に進化したデジタルカメラと携帯電話のカメラ機能。こうした機器の急速な発展により投稿映像の中にもこうした携帯電話やデジタルカメラの映像が増えてきた。デジタルカメラの映像で運転中にパトカーがサイレンを鳴らし近づいてきたため、とっさにとった映像だという。	人影がパトカーのトランクにへばりついている。位置を示してもらわないとまず気づかないレベル。
「地下鉄線路」		昨今、急速に進化したデジタルカメラと携帯電話のカメラ機能。こうした機器の急速な発展により投稿映像の中にもこうした携帯電話やデジタルカメラの映像が増えてきた。ふと駅構内で電車が入ってくる瞬間をデジタルカメラで撮影したというのだが…	人影が地下鉄のトンネル内にうっすら映っている。位置を示してもらわないとまず気づかないレベル。「パトカー」よりももっとわからん。
「夜間の道路」		ある地方の道路に設置された監視カメラの映像。ほとんど人通りのない道路で記録された不可解なものとは…	何にもないところに影だけが出現する。
「日本人形」		ある町工場で異変が起こっているという。投稿者の証言によると、その発端は倉庫から見付かった8ミリフィルムだった。先代の社長の趣味だったというそのフィルムには日本人形の姿が収められていたが…。	ある町工場の異変とはポルターガイスト現象である。結局は倉庫から出てきた8mmフィルムを見てからこのポルターガイスト現象が発生したという。映像はカットが不気味に変わったあたりからやたら日本人形が映り込んでいるという映像。怖いし不気味だが心霊映像とは言えないのではないか？
「日本人形・その後」		日本人形の映った8mmフィルムを持ち帰ってからスタッフルームで異変が続いているという。その異変を記録すべく監視カメラをスタッフルームに設置したのだが、そこで驚くべきものが記録された…！	ポルターガイスト現象が頻発している様子が撮られている映像。実はこの映像の中に心霊映像が記録されているのだが、それについては「呪いのビデオ14」にて語られている。なお、映像を見せた後に霊障を警告するとかやめてほしい。