ほんとにあった！呪いのビデオ10巻レビュー

タイトル	アイコン	内容	詳細および感想	評価
祖父		家庭用ビデオカメラが発売されて間もない頃の古い映像。子供の成長記録用に撮影された映像のなかに、亡き祖父の姿が・・・被写体の子供はその後亡くなってしまったという…	画面左上に老人の顔がはっきり写っている。声も入っているそうだが、声についてはちょっとよく分からない。
煙に浮かぶ顔		花火に興じる楽しそうな光景を収めたビデオ。しかし、よく見ると花火の煙が重なりあった部分に不可解なものが… そしてその後、花火が暴発。何かの予兆だったのだろうか…	投稿者は花火の暴発により口にやけどを負ってしまう。なお、花火の煙に顔のようなものが映ってるとのことだが、画像処理しないと分からないレベル。 Replayで露光上げておりこれにより何なのかが分かる。
続　白い足		「special２」で紹介された、日本人形と戯れる子供の背後に現れた白い足。その後、子供の父親であり、撮影者でもある投稿者から再び映像が届いた。最近、子供の様子がおかしいと言う…	携帯電話のおもちゃであたかも誰かと話しているんじゃないかというくらい会話をしている子供の映像。実はこの子供、事故に遭っていてその際にもう一人いた幼馴染の男の子が死んでいるという。その幼馴染の男の子からもらうか何かしたおもちゃの携帯電話らしい。白い足も携帯電話で話してた相手もこの幼馴染の男の子何だろうか？結局、なんなんだ？ってところで終わっている。
☆下水道		かつて下水道付近に指輪を落としてしまい、便利屋に依頼して下水管をくまなく調べたという親子からの投稿。ある細い下水管の映像に、人間の歯のような不可解なものが…	下水道にファイバースコープを突っ込んだ際、録られた映像。歯茎がはっきり写っている。ナレーションでは完全に猟奇殺人の残骸ってことになっているが詳細は不明。ちなみにその下水道は当時異様な臭気に包まれていたという。完全に歯茎がドアップで映っているためインパクトはすごい。
叔父の呪い		投稿者が部屋でミーティングをしている様子を収めたビデオに、自殺で他界した叔父の顔が・・・。その後、一緒にビデオに写っていた友人が亡くなり、恐怖を感じた投稿者は、父親に叔父のことを訊ねようと考える…	ノイズの中に顔が映りこむというもの。映像を見せるまでが長すぎる。半月もかけて行方不明の投稿者の父親を捜し、最後はみんなで墓参りをして海へ問題のテープを投げ捨てる。映像的にもエピソード的にもこんなに引っ張らなきゃならない内容か？
☆落下する霊		消防団員の訓練の様子を収めたビデオ。キビキビと動く消防士たちの背後のビルの屋上から飛び降りる人影が…。しかし、その日その地域では自殺や事故など無かったという。10年前、そのビルから飛び降り自殺があったのは確かだが…	これは、ほんとに誰か自殺してたんじゃないのか？はっきり人が落ちてるのが分かる。比較的有名な映像の一つでもある。
海水浴		ある家族が海水浴に行った際に撮影されたホームビデオ。波打ち際で遊ぶ子供の傍らに、身体のない足だけの影がくっきりと写っている。何者かが海の中へ引きずりこもうとしていたのだろうか…	波打ち際、誰もいないのに影だけが映っている。投稿者はこの時溺れかけているというエピソードも聞ける。
◎声に取り憑かれた男		キャンプに出かけたグループを撮影したビデオ。そこにメンバー以外の「許さん・・・」という男性の声が…。しかし謎の声はそれだけでは終わらなかった。さらに別の場所で「オマエに…」という女性の声が…	映像は２本立て。一つは問題の声が収録されている映像で、もう一つはその声の謎を解くべく投稿者が一人雪の中テントを張り現場を見張っている様子を録ったものである。声が入っていただけの映像なのにやたらその謎を解きたがる投稿者。最後の映像には何も音など入っていないのに仕切りに足音や大きい音がすると投稿者は語っている。すでに投稿者は彼岸の世界の者に魅入られているようだ。